原口一博さんとは、佐賀県佐賀市出身で立憲民主党所属の衆議院議員。
鳩山由紀夫総理大臣のもと総務大臣、内閣府特命担当大臣を歴任するなど輝かしい経歴をお持ちの方です。
テレビ番組にも出演していた事があるので、顔を見たことがある人も多いかもしれません。
原口さんがウィッグをつけて国会に出席した際頭髪に違和感があったため、SNS等でそれを指摘する声があがりました。
2023年4月24日の衆議院決算行政監視委員会では、ウィッグを外し臨みました。
この記事では、
- 原口一博の髪がないのは病気?
- 原口一博の病歴
- 原口一博のがんのステージは?
これらについて詳しく解説してきます。
それでは早速本題に入りましょう!
原口一博の髪がないのは病気?
原口一博衆議院議員は悪性リンパ腫と診断され、治療中であることをツイッターで公表しました。
22日に投稿したツイッターでは、2023年1月末にびまん性大細胞型B細胞リンパ腫と診断され現在は投薬による治療を受けているなどと説明しています。
その際SNS上では『お前はズラか』『お前の話もズレているけど、かつらもズレてるぞ』など、外見を差別的取扱いをする誹謗中傷なども多かったそうです。
原口さんは『やっぱり差別をする人は一定数いるんだなと思いました』と病気に対する差別や偏見を指摘し『髪の毛がなくなったからなんだっていうんだ!と開き直ってお話しています』ともお話しています。
病気については、周囲の人や家族に心配をかけたくないとの思いからずっと秘密にしておくつもりだったそうです。
しかし投薬治療の影響で抜けた髪の毛を隠すために使用していたウィッグがずれるなどの問題が発生したため、医師と相談し公表を決めたとの事です。
同じような病気で頑張っておられる方々に、少しでも参考や励みになればと
出典:日刊スポーツ
と公表した理由や、ウィッグを外した理由も明かしています。
ウィッグを外して人前に出るのはとてつもない勇気が必要ですよね。
本人の強い精神力もありますが、周りの人の温かい支えがあって踏み切れたんだと思います。
原口一博の病歴
原口一博衆議院議員は過去に骨の遺伝性難病と診断され、手術をしている事も明かしています。
骨形成不全症という病気で骨折をしやすくなる国指定の難病とのことです。
当時57歳の原口さんは佐賀新聞の取材に対し
同じような病を抱えている人は少なくない。親族が差別を受けるかもしれず、公表は難しい面もあった
としたうえで
『あえて公表する事で病で悩んでいる人たちに元気や勇気を与え、共有することができればと思った』と述べています。
その際安倍元首相が原口さんのフェイスブックに応援メッセージを投稿しています。
政治家として難病の告白は難しい決断ですが、頑張る原口さんの姿に難病に苦しむ人たちもきっと勇気づけられると思います
出典:佐賀新聞
と回復を祈っていました。
原口さんはそんな安倍元首相を『同じ国指定難病と戦う仲間』とし、『病院関係者も自分たちの仕事をきにかけてくれているようて大変ありがたい』と述べています。
そして安倍元首相の激励に感激し、病室の壁にはそのメッセージを貼っていたと報告しています。
原口一博のがんのステージは?
最初の症状としては、昨年末『のどが渇いたり声が出にくい』などの自覚症状があり、今年に入りのどの痛みが気になっていたそうです。
当時は食べ物でやけどをしたと思い病院を受診したところ左側の扁桃の腫れなどがあったようで、精密検査の結果悪性リンパ腫のステージ2と診断されたとの事です。
現在は
食欲もあり普通に生活出来ている。国会の活動も問題ない。治療から逃げずに本当によかった
出典:佐賀新聞
と順調な様子で、3週間おきに投薬を続け5月末~6月初めに終わる予定と説明しています。
まとめ!
原口一博さんは現在も過去も病気をしていますが、差別や治療を乗り越え頑張っている人です。
あと2ヶ月ほどで治療は終わると話している事からも、病気は快方にむかっているようですね。
悪性リンパ腫を公表し、ウィッグを外して答弁に臨んだ原口さん。
この行動で同じ病気で苦しんでいる人に多くの勇気を与えることができたと思います。
『みなさん黙っててくれたんです。周囲の人も家族の国会でも髪おかしいねとか言う人は1人もいなかった。温かく支えていただいた。』
と感謝を述べていました。
そんな原口一博さんを、これからも温かく見守っていきたいですね。
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