ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、「岡田斗司夫」という方は、サブカルチャー界隈ではかなり有名な方です。
岡田斗司夫さんが開発した「4タイプ診断」という考え方は非常に興味深く、科学的な根拠はないとされていますが、人間の欲求特性を定量的に分類することができます。
今回は、この「4タイプ診断」について解説していきたいと思います。
岡田斗司夫の4つのタイプ診断テスト
このテストは無料で公開されており、興味を持った方はぜひ一度試してみることをおすすめします。
4タイプ診断テストにアクセスし、30問程度の質問に回答することで、すぐに結果を知ることができます。所要時間は約5分程度です。
自分や相手の4タイプ診断結果を知ることで、「こういうポイントを踏まえて説明した方がよかったのか」といった、話し方に新しい工夫を生み出すことができたり、「タイプが違うため、この問題で争っても意味がない」といったことも分かるため、人間関係をスムーズに調整できるといったメリットがあります。
4つのタイプについて解説
診断結果には下記の4つのタイプがあります。
- 注目型
- 司令型
- 法則型
- 理想型
下記にそれぞれのタイプを詳しく解説していきます。
注目型は目立つのが大好き、ムードメーカータイプ
まずは注目型の結果について解説していきます。
注目を集めるタイプの人は、情熱や自分の熱意が一番重要だと考える傾向があります。
彼らは、「他人に注目されたい」、「認められたい」、「頼られたいという」欲求が強く、目立ちたがりで甘えん坊、人情深くておせっかいな人が多い傾向があります。
もちろんどのタイプでも、「他人に認められたい」という感情はあるものですが、注目型は特にこの気持ちが強い傾向があります。
無視されたり軽視されることを非常に苦痛に感じるため、孤立したり、噂話されたりすることに怒りを感じることがあります。
彼らはムードメーカーであり、その場にいるだけで雰囲気が明るくなることが多いです。
また面倒見がよく、人付き合いが上手ですが、身近に不機嫌な人がいると不安になります。
よく言えば協調性の高い平和主義、悪く言えば、日和見主義です。
仲良しを優先するあまり、必要な衝突も避けてしまうのです。
注目型の人と話し合いをする場合は、「どうすればみんなが仲良くできるか」「みんなのためになるか(それが注目型の人の評判につながるか)」を軸に話をすると良いです。
司令型はしっかり者の努力家タイプ
司令型の根本的な欲求は競争にこだわることです。
司令型の人は努力家であり、常識的な人が多い傾向にあります。
物事は全て「損得」「メリット・デメリット」で考えます。
司令型の人は能力の差だけでなく、社会的なポジションやヒエラルキーにも敏感です。
仕事だけでなく、恋愛や家庭においてもすべてを対決の場と見なしてしまいます。
そして、勝利か敗北かを判断する基準ははっきりと合理的で理性的。
他人に対しての好き嫌いを表に出さないため、どんな人でも付き合うことができます。
反対に権威主義者で感情面への配慮に欠けるといった面もあります。
司令型の人と話し合いをする場合は、「こっちの方がメリットをある」だとか、「司令塔の人よりも上の人が言っていました」と言う話し方をすると良いです。
法則型はシビアに判断する参謀型タイプ
法則型は自分なりに物事の仕組みや法則を理解し、発見や推測、仮説構築をすることに喜びを感じるタイプです。
理由がわからないまま行動をすることが苦手で、成功しても「なぜ成功したのか」がわからないと腑に落ちません。
逆に失敗しても原因がわかれば落ち込まないこともあります。
決まった行動パターンを持っている人に多いので、いつも同じ店に行く人が当てはまっている場合もあるのではないでしょうか。
計画に忠実で、他人のせいで計画が無駄になったりすると腹を立てます。
法則型の人と話し合いをする場合は、根拠と理屈をきちんと提示してあげると内容はどうであれ、受け入れてもらいやすいです。
理想型はこだわりが強く職人タイプ
理想型は自分の考えている通りに物事をやり遂げることにこだわるタイプです。
結果よりもプロセス、目的よりも手段を重要視します。自分自身が確固たる基準や理想像を持ち、それに近づくことが喜びとなります。
しかし理想像に近づかないことが悲しみや怒りになることもあります。
正義感が強く、人間として真っ当であることを望みます。
理想型の人と話し合いをする場合は、まずその人が持っている理想に重きを置いて話す必要があります。理想型の人に理想と反することをお願いしても、まず聞いてもらえないので注意しましょう。
実際にやってみた感想
4つのタイプ診断テストを私も実際にやってみました!
私の場合は、「理想型」になりましたね。
理想型、というと芸術家や職人といったタイプになりますが、実際に周りの友人からは、アーティストタイプだねと言われることがよくあるので、確かに当たっているかもしれないと思いました。
しっくりこないところもあり、4つのタイプだけでは切り分けられない部分もあるかと思いますが、もしかしたら自分が気づいていない自分の性質なのかも。
テストは質問に対してチェックを入れていくだけで、簡単に受けることができました。
私は割と、自己分析が苦手なので、この手の心理テストのようなものは回答に迷ってしまうんですよね。。。
ただ質問もそんなに多くはないので、受けてみると色々わかることがあると思いますよ!
まとめ!
自分や相手の4タイプ診断結果を知ることで、人間関係がよりスムーズになる可能性があります。
あくまでも科学的根拠のない診断ですので、参考程度に考えるようにしましょう。
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